サイバーエージェント様
導入インタビュー
2018年5月14日(月)

「MARS FINDER」導入企業へのインタビュー第一弾は、インターネットテレビ局「AbemaTV」で注目を集めるIT企業、株式会社サイバーエージェント様。IR・SR室 WebPRマネージャーの山下 陽司郎さん(以下、山下さん)にお話を伺いました。
"最先端のインターネット企業"を体現するサイトリニューアル

IR・SR室 WebPRマネージャー 山下 陽司郎さん
山下さんが所属されているIR・SR室 WebPRチームは、会社内でどのような役割を担っているのでしょう?
コーポレートサイトを中心にした、オウンドメディアの運営が主な業務です。最近では、動画を使った会社や事業のPRに注力しています。事業の強みや弊社にある良いサービスを、投資家に向けてよりわかりやすく発信するための動画です。

2017年10月にコーポレートサイトをリニューアルされていますが、リニューアルのきっかけは何だったのでしょうか?
まず一つは、リニューアルしなければならないタイミングであったことです。わが社に限らずWebサイトは3〜4年が周期だと言われているのですが、3年を過ぎていました。デザインもUIも都度アップデートしていたのですが、いずれも部分的なものだったので、全体的な整合性が取れなくなってきていたのです。「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げるインターネット企業、サイバーエージェントのコーポレートサイトは、機能やデザイン面で先進的であるべきだと考え、そろそろ刷新しなければと。また、全社的にスマートフォンファーストに事業転換していたことや、ロゴのリニューアルをしたこともきっかけの一つではありました。
そうした大きなリニューアルのタイミングで「MARS FINDER」を導入いただいたわけですね。
リニューアルもきっかけの一つではあったのですが、その前にGoogle Site Searchの代替サービスを探さなければならなくて。それが最も大きな理由でした。
開発に対する柔軟な姿勢が決め手になった
たくさんのサイト内検索の中から「MARS FINDER」を選ばれた理由は何ですか? 他社のサービスも検討されたのでしょうか?
制作会社や同業の知人から集めた情報をもとに、「MARS FINDER」ともう一つ他社のサービスを比較検討のテーブルに上げました。最終的に「MARS FINDER」を選んだのは、こちら側が求める新しいサービスに対して柔軟に対応してくれそうな気がしたからです。今お世話になっているCMSの会社さんもそうなんですが、「こんなサービスがあったらいいな」と思うものを、私たちと一緒になって開発してくれるような会社さんだとありがたいなと考えていて。

MARS FINDER 検索ページ
あとは営業の方がエンジニア的なことまで理解されていたことも一つの要因ではありました。僕ともう一人の担当者は、ある程度Web制作の知識を持っていて、自分で手を動かすことができるので、技術的なやりとりができる方がいいなと。そういった点でも、マーズフラッグの担当者は深いところまでお話ができたので、安心してお任せできると思いましたね。
大手企業などへの導入実績も考慮されましたか?
大手企業の導入実績は、初見でその会社さんを判断する際のわかりやすい指標ではありますよね。でも、ある程度の信用性は担保されるだろうということくらいです。大手だと完全にお任せして、一度入れたらそのままといったこともあると思うのですが、わが社はそういったことはありません。こちら側も手を動かすので、「こういう開発しませんか?」という提案に乗ってくださるような企業さんかどうかは重要なポイントでした。

開発力に期待してくださったのですね。
そうですね。同じような機能を持っていても、マーズフラッグさんの方が先に開発をしていて、他社が後追いしているのだろうと感じました。開発力のあるところも魅力でしたね。
一目で情報掲載箇所がわかる「解る検索」に驚き
実際に「MARS FINDER」を導入するにあたり、大変だったことや困ったことはありましたか?
導入に関しては、導入経験のある制作会社に依頼していたのでスムーズでした。困ったことといえば、初めて導入するものだったので、どういった機能があるのかといったことや、いろいろなメニューがある中で、私たちが契約した内容に含まれるのはどこからどこまでのサービスなのかといったことです。(笑)。

「解る検索」画面
たくさんありますものね(笑)。多様な機能がある中で、これはいいな、使えるなと思った機能はありましたか?
「解る検索」です。検索結果画面上で、遷移先の画面が出るような機能があることは知らなかったので驚きました。あとはデザインの柔軟性ですね。検索画面のヘッダーやフッターをこちら側で変更できたり、画面幅に合わせてレイアウトが表示されたりするのはいいですね。
サイト内検索の精度も導入前より上がったと思います。当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことがしっかりとできたということが個人的にはとても嬉しいですね。いろいろと導入したい機能はあったのですが、まずは実際の運用面を考えてシンプルな構成にしています。
マーズフラッグという選択
逆にこんな機能があったらいいなと思うものはありますか?
私たちのサイトはページ数の少ないサイトではないので、やはりナビゲーションの課題を解決したいという思いが一番大きいですね。訪問者にとって使い勝手の良い、情報を見つけやすいサイトにしたいです。今でも全ページに飛べるようにはなっているのですが、末端のページは探しにくい。ナビゲーションの一つの形として機能はしているのですが、これが最適解ではないと思っているんです。妙案はありませんが、サイト内検索を使って一発で希望のページに行ける、本当に欲しい情報を得ることができるような仕組みが作れると嬉しいですね。

営業やサポートといった面で、「マーズフラッグを選んで良かった」と思われたことはありましたか?
検索結果を分析したものをレポーティングしてくれて、「MARS FINDER」でこんなことをやれば精度が上げられますよという提案をいただけるのはありがたいです。これまでも訪問数は見てきましたが、ユーザがどのようなワードで検索しているのか、知りたがっている情報は何なのかといったことまではレコーディングしてこなかったので。今後、よりダイレクトにユーザの検索ニーズを知ることができるようになると思います。

3ヶ月ごとに情報をチェックしていくことで、新たなコンテンツが生まれることもありそうですね。
では最後に「MARS FINDER」を検討している企業に向けてメッセージをお願いいたします。
実務の部分で、導入期間も早かったですよ。株価情報や採用情報など、外部のサービスと連携している部分もいくつかあり、そことうまく連携できるのかという懸念があったのですが、それも杞憂に終わりました。進捗を細かく見ていましたが、情報提供も早く、設定もスムーズに進み、管理をしていて安心でした。
それに、何よりも他社に先んじて世の中に新たなサービスを生み出し続けているマーズフラッグと組むことに、僕はワクワクしました。これから一緒に新しいサービスを生み出し続けられたらと、とても楽しみです!

インタビュアー: 橋本 由布子さん
株式会社サイバーエージェント
Ameba(アメーバブログ)関連事業とインターネット広告代理店事業を主とする企業。最近ではインターネットテレビ局「AbemaTV」で注目を集め、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業という4つの事業を行っている。